分譲住宅を購入した世帯主の平均年齢は、戸建で39.0歳、マンションで43.3歳になっています。(国土交通省:平成27年度住宅市場動向調査について)
住宅ローンの返済期間は、35年以内かつ完済時の年齢が80歳までですので、完済時の年齢は70~80歳になっているケースは珍しくありません。
また購入後に返済が苦しくなり、住宅ローンの繰り延べ(返済期間を延長し毎月返済額を減額する措置)をした場合は、80歳完済にすることが一般的です。
あなたは70歳以上、80歳まで住宅ローンの返済が可能でしょうか?
実際、60歳前後に将来の返済が心配になり、ご相談に来られる方は非常に多いのが現状です。
老齢年金が期待できないうえに、勤めている会社が思っていた以上に給与が増えない、または退職金が期待できないことから、将来の不安が増大しています。
目標は65歳までに住宅ローンを完済することでしょう。
そのためには、繰り上げ返済するか、将来まとまった繰り上げ返済をするための貯金をすることです。
しかし現実には子供の教育費や、日々の生活費に追われ、ままならないのが現状かもしれません。
万一、住宅ローンを返済できない事態に陥ると、例え70歳でもその時点で家を手放すことになります。
70歳で債務整理を行い、転居先を見つけて引越しする…気力・体力ともに要する大変な作業になります。
60歳になるまでに、住宅ローン完済に至るマネープランを作成し、実行することが重要です。
「老後貧乏」にならない住宅ローンの組み方・見直し方 https://t.co/8niGGdA9MC
— 任意売却 大阪相談室 (@ninbaiosaka) 2017年2月8日